皆様の声
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kobaden-shoutengai様(年齢: 40歳〜49歳・男性)お住まい:大山地区外掲載日:2024年2月21日
まず、「大山問題を考える会」で活動に取り組まれている方々に敬意を表します。
私はこれまで自身に縁のあった地域の商店街を訪問してきました。東京には「ハッピーロード大山商店街」という、とても大きく、賑わいのある商店街があるということを、テレビやインターネットで知り、いつか訪問してみたいと思っていました。最近、東京に縁があり、昨日「ハッピーロード大山商店街」を初めて訪問しました。第一印象は「東京にもこんなに地域に溶け込んだ、賑わいのある商店街があるのか」と感心しました。また、周辺の商店街も含め、チェーン店だけでなく地元商店とが共存し、子供からお年寄りまで分け隔てなく利用できる商店街であるということを私自身の目で確認しました。そして、再び訪問してみたい商店街だとも思いました。
しかし、アーケードの中ほどまで行くと「ハッピーロード大山商店街」が抱えている問題を実感することができました。日本は資本主義社会ですから、所有者、地権者が絶対的な存在ではあるものの、商店街は日々地域の人が利用している実情から考えると、「公共施設」としても捉えられるとも思えます。すでにマンションは着工されているので、今すぐに工事を止めることは難しいとは思いますが、マンションと商店街との調整を区や都に働きかけるとともに「ピッコロ・スクエア」の開発はひとまず中断し、まだ考える余地があると思います。東武線大山駅周辺高架化事業により「遊座大山商店街」などとの連携を取りやすくなる機会が来る前に、「ハッピーロード大山商店街」が自滅する必要はないと思います。現にたくさんの人に利用されている「ハッピーロード大山商店街」を地域資源と捉え、有効利用するべきであると私は思います。
地域住民の間で、また、地域住民とマンション住民の間で、禍根を残したまま開発をしてもデベロッパーが利益をあげるだけで、その他の人々には何の利益も残りません。区や都は本来、それぞれの利害者間の調整をすべき立場にあるはずなのに、税収という目先の利益だけを求め、デベロッパーと結託しているともとれる態度をしていると思います。
「大山問題を考える会」の方々、地域の方々には大変なご苦労があると思いますが、良い方向に向かうことをお祈り申し上げます。