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6月9日 日曜日に「大山問題住民デモ」第3弾を実施しました!

当日は、梅雨入り前とは言え夏を思わせる汗ばむ陽気のもと、「再開発反対」の狼煙を上げているコモディイイダ大山店の店頭には今回も、大山の未来を憂える人々が10時半の集合時間を前にしてぞくぞくと集結しました。

大山のまちに見合った「身の丈再開発」が、いつの間にか、知らないところで「タワマン建造型の再開発」に変えられてしまった疑惑充満の過去の経緯や、道路(補助26号線)は着工のメドすら立っていないというのに、多くの利用者の意に反してアーケードの解体だけが進められている、その傲慢とも言えるやり方… そんな、数々の理不尽な事業計画に対する不審と怒りの声が上がった事前集会に続き、その勢いのままに大山の目抜き通り商店街を貫通する行進が始まりました。

 

すでにポリカーボネートの天井板がはずされたアーケードを無念の思いで見上げながら、また、商店街を分断し衰退させることになる道路と、それを当て込んで聳える、このまちに全く不釣り合いなタワマンに対峙しながら…「大山のまちにはアーケードが必要だ!」「まち壊しのタワマンは要らない!」との思いを声にし、あわせて、大山駅横では〝26号線を通すためだけの東上線の高架化〟と〝駅前広場という名の新たな道路計画〟の白紙撤回を求めるなど気勢を上げながら、デモ行進は遊座大山商店街を通り抜け、区役所近くの四ツ又公園まで、いつものように約1.3㎞の道のりを整然と、しかし力いっぱいの主張をしながら行われました。

今回も、各担当の方々が持ち場で遺憾なく任務を果たし、事故なく終了できたことに感謝いたします。
また、いつもご理解を賜っている板橋警察署警備課の方々にも、この場で御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

私たちの大山のまちを思う気持ちは、昨年11月の第1回デモ行進の時以来変わりませんが、この半年余の間、私たちの主張に完全無視を決め込み、さらなる強硬策で道路を造ろうとしている行政も、道路事業と表裏一体でタワマン林立を進める再開発組合も、そして道路計画の露払い役としてアーケードを解体している商店街振興組合も…どこも、これだけ多くのまちの生活者の声(民意)に耳を傾けることはなく、自分たちだけの利益を追うやり方をますます横暴に通して来ましたが、いったいそのようなやり方で、このまま事業を強引に進めることなど許されることなのでしょうか。